Mini4WD Grand Prix Japan Championship

ミニ四駆選手権 全国大会 IN豊橋(2000/5/28)

さぁ、大人のみなさん、お待たせしました。第二回ミニ四駆選手権全国大会開催です! 
今回はなんとゴージャスにもツイン実況!ファイタートシくんと第一回参加の方にはお馴染みファイターレディーの登場です。昨夜からの雨もうそのように晴れ渡り、まるでこの大会を応援してくれているかのようです。


うーん、二人ともかわいーん(はあと)


今回の大会はお手伝いする所から始まりました(^^ゞ。9時開場と同時に参加選手もスタッフも入場、その時点ではまだ、会場には何も用意が出来ていません。コースの設営は選手スタッフ入り乱れての協力体制、スタッフも参加者もレーサー同士、共にレースを作り上げていく、この大会のコンセプトの姿を目のあたりにして、妙に感動してしまいました。



参加選手スタッフ一体で組んだコース


やれやれ、コースも無事組めて一息です。自分のピット組まなくちゃ(アセアセ)。
場所は豊橋勤労福祉会館の体育館、素晴らしい施設ですね、広くてゆったりしててどこでも好きなところにピットが組めます。

さて、受付です。受付のお手伝いをしていた女性はσ(^^)です、なはは(^^ゞ。
今回はモーターを任意で選んでいただく形になっていました。番号シールが貼ってあるモーターが、卵のように綺麗に並べてあり、好きなのを選べます。 どれにしようかすごく悩む人とかいて、後ろに並んでる人から どれでも一緒(笑)と突っ込みが・・・・・(苦笑) まぁ、どちらも無理もありません、ここで運を引くような気になるのかもしれません、拘りたい人は拘りたい所でしょう。 受付と共にコースが開放され練習走行ができるので、少しでも早くモーターを手にして、最後のセッティング調整したい人も居るでしょう。
そんなこんだで、手にしたモーターの番号がそのままエントリー番号となります。
選手は、モーターと、案内、アンケート、ユニセフのチラシ、名札、エントリーカードを渡される、予定が・・・・エントリーカードを忘れるというミス。ありゃりゃ(^^ゞ。
選手の皆様ご迷惑かけて申し訳ありません。そのせいで、予選開始して最初のころドタバタしちゃいましたね。いやぁー私も自分のマシンどころじゃなかったっす(^^ゞ

さて、いきなり予選の話
多くの選手が最初のL/Cで飛んでいました。
レイアウトを見る限り、左コーナーから直ぐL/C突入で、右ローラーがフェンスに当たったまま入るので比較的L/Cをクリアしやすいはずなんですが・・・・
ロングコースの魔力と手前のバンク下りで思わぬ加速が付くのでしょうか?
速いマシンは沢山ありました、でも、惜しくもL/Cでコースアウトしてしまうのです。

実は私、予選で一番に走ったのです(単にうれしがり 笑)タイムは33.06秒。この時点でトップ!(当たり前だってばっ)ああ、これだと他に人は32秒台バンバン出してくるんだろうなぁーって思ってたんですよぉ、しばらくしてFUJITAさんが32.54秒!おお〜さすがぁ〜来ましたねーって感じ。ところが・・・・・・・・・んん?後続から記録がなかなか出てこない。中部は速いって聞いていたから以外や以外。
第一回優勝者波多野さんのピットへ、何故か飛んじゃうんだよって首を傾げています、速すぎるんじゃないの?って笑ってったら、その内笑えない状態、なんと、あの波多野さんが予選三回に全てコースアウト、あわわ、ぬあんと予選落ち。
予選の最終順位表によると59人中9人が3回ともコースアウト、前回の六甲より難易度が高そうです。





私は予選一回目で33.06秒を出したものの、その後コースアウトの連続、L/Cでの挙動を見るとまったく持って私のSXらしからぬ態勢でL/Cを飛んでいきます。いつもなら、吸い付くようにL/Cを越えていくのに・・・・・・・ほんまか?こら(^^ゞ
おかしい、とすぐ直感しました。
いつもどおりに作ってあるのに右リアの仰角がないように見えます。
原因はこれかな?プラバン変えて仰角つけ直してみたけど思うようにつかない、さらに厚みも変えて見る、うーんなんだか納得がいかない。なぜ、スラストがつかないんだろう・・・・
予選を4位で通過したものの、胸騒ぎが収まりません。
決勝も一回目コースアウト、ひぇーやっぱりぃー(;_;)もう後がありません。
なんかー、シャーシもかれこれ2年ぐらい使るってことは・・・・着装しているFRPも同じってことで、どうもへにょになってきてのでは?
それに気がついてくれたのはFUJITAさんでした。(^^ゞ
まったく持って、おかしいと直感しながらも原因が解らないとは情けない。いつも走らせてる仲間だからこそ気が付いてくれたんだと思います。どうもありがとう。
とりあえずの応急でFRPの継ぎ足し場所に瞬着をさして、おまじない。
追い充電なしで前夜充電のままのニカドで、控えめに走ることを決心!(決心するまでどうしようどうしようと大騒ぎしてました 笑 )タイムとしては不本意ながら、ともかく記録は残せました。もう、ほっと一安心、レース本番って、波乱があるもんなんですねぇ〜。いやぁ、毎度毎度、ドキドキさせてくれます。このドキドキと緊張感が心地よいんですけどね(^^)
最終結果は6位でした。速い人はことごとく飛んじゃったみたい。決勝進出20名のうち、完走できたのはたったの9人!これはひょっとして作戦成功タナボタ6位なのかもしれません(^^ゞ
でもー、マシントラブルさえなければ、決勝でも(6周)67秒台ぐらいは行けたかな?(ばき!)にゃはは、超負け惜しみー!

そんな中でスピードと安定、共に申し分ない走りで首位を独走したのがFUJITAさんでした。文句なしの一位、優勝おめでとうございます\(^o^)/



嬉しそうな顔顔顔(^^)
左からファイターとしくん、準優勝増田さん、優勝FUJITAさん、3位松浦さん、ファイターレディ


さて、車検の方とお話する機会がありました。第一回時の進行と、今回と、少々違いがあったので紹介しますね。
まずは、予選時の車検が走行後に変わりました。記録更新したら車検を受けます。 つまりですねー、コースアウトしちゃうと車検を受ける必要がないのです。 予選一回目は完走するとタイムがでますから、車検を受けます。 2回目で最初のタイムを抜けなかったら、これまた車検なしです。 ここで、選手として注意が必要なのは、せっかくタイムを出しても、車検に合格しなかったら、その記録が消えてしまうことです。 車検を担当された方に聞いたら、結構いらっしゃったようです。一番多かったのは、幅が105mm以上の人だそうです。長さが165mm以上の方もいらっしゃったようです。 モーターにオイルベトベトな方もいらっしゃったとか・・・・こんな初歩的なミスで記録がなくなるのはつまらないことです。特にモーターの違反はモーター再購入とか再エントリーとかといった救済は一切してくれませんので、この後レースに走れなくなってしまいます。レース中トラブルは精神的にプレッシャーが掛かって焦りも出るでしょう。 タミヤレギュはよく読んで、この大会のオフィシャル判定もよく読んで、規定に合ったマシンを予め用意して来ることを心がけましょうね、みなさん(^^)/
決勝は第一回時と同じく、先に車検を受けてからタイムアタックでした。



表彰後FUJITAさんのピットは黒山の人だかり。
熱心にマシンの説明するFUJITAさんでした。

おまけ
優勝者と勝利の女神二人(ばき)

これこれ、FUJITAさん、ポーズがおっさん臭いです。
見よ、くのとレディーのバッチリ決まったポーズ!?


あとがき

 今までミニ四駆レースにおいて、大人対象を前面にコンセプトに掲げ、大人レーサーが正々堂々と実力を発揮できる環境を提供する大会がどこにあったのでしょう。 それだけでも充分画期的と思われる上に、さらに、チャリティー大会として 社会的にも意義ある大会の運営方針、大会が選手に与えられるのは名誉だけと割り切った考えには賛同いたします。 非営利なレースを主催することは、ボランティア精神がないと出来ないことです。素人集団ですから進行に不手際もあるでしょう、(今回はちょっと多かったかな?)開催地ごと現地スタッフなので、このあたりの進行を上手くこなす土台作りがこの大会の課題でしょう。
第三回は本拠地関西に戻りますね、期待しましょう(^^)/

このくのいち、微力ながらもお手伝いさせて頂ける事、誇りに思います。ミニ四駆のブームが去った今、次のブームまでミニ四駆を支えるのは、ひょっとしたら大人達なのかもしれません。そんな大人の一人になれればいいにゃ(^^ゞ

皆さんの地元でミニ四駆選手権開催しません?
詳しくはhttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/6660/
ミニ四駆選手権のオフィシャルへメールしましょう。