クリアーボディ塗装 下地の巻き

ペーパーかけ

 
耐水性のサンドペーパーを塗らして柔らかくしておきます。

このペーパーは1200番で、粒子が細かいタイプの物です。たまたま、家に在った為使っていますが、下地作りには、もう少し目が粗いタイプの方が良いかもしれません。

ペーパーかけは、塗料の食いつきを良くする為に行います。

ペーパーは、塗装面(ポリカなので、もちろん内側のみ)にかけます。
へこんだ部分など、かけにくいとは思いますが、何事も丁寧が一番。 特に、後に塗装の上から、マスキングテープ使用する可能性がある場合は、手を抜かないで頑張りましょう。
今回、ボディを切り取らず、不要部分がついた状態で、ペーパーをかけてみましたが、この方がやり易い事発見! みなさんにお勧めします。

ペーパーをかけた部分と、かけていない部分の差が解るでしょうか。
傷がついて、白く不透明になりますが、塗料を塗ると、消えてしまいます。

洗う

 

製造段階で(形枠から剥がしやすくする為に)油膜が表面についています。 中性洗剤などで洗い落とします。ついでに、ペーパーをかけた際のゴミも落ちます。

洗うのは塗装する内側だけです。外側は、余計な傷をつける事になるので洗いません。

洗剤は、私の場合、台所用の洗剤だったり、レンジ掃除用の洗剤だったりします。要は油膜が落ちやすい物を使います。
歯ブラシ等を使って洗います。写真は油絵の具用の絵筆です。

切る

 
いきなり、出来上がりの形に切るのは、厳禁です。 まずは、実際の線より、うんと外側を、大まかにばっさり切り落とします。
ばっさり、状態。
焦らず、急がず、少しつづ、つめていきます。
カーブの部分は、切りにくいよね。
このハサミは、まゆきり用のハサミで、少し曲線になっています。100円ショップで入手しまた。とても便利です。
もっとも、切りにくい場所。

仕上げ

 
細心の注意を払っても、ハサミだけでは綺麗に切れるものでは在りません。ヤスリをかけます。
曲面は曲面用を使います。
このヤスリはD字型をしていて、曲面にも平面にも使えるお便利なヤスリです。
平面には、平らなヤスリを使う。
切りっぱなし、ヤスリのかけっぱなしでは、切り口が鋭角なため、ペーパーをかけて、滑らかにします。




これにて出来上がり。

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